復習の方法【後編(しるしを付ける!)】
こんにちは、講師Nです。
前回の記事では「復習はタイミングが大事!」ということでした。
では、そのときのコツ/留意すべきこととは?
今回は復習方法の後編記事です。
前編をまだ読んでいない方はコチラから!
さて、勉強をするうえで最も重要といっても過言ではない復習。
そのコツとは?
単刀直入にいきましょう。
ズバリ、問題の横にしるしを付けることです。
カンペキに解けた問題
迷ったけどなんとか解けた問題
間違えてしまった問題
それをね、自分なりにルールを決めて、記録として残しておくのです。
たとえば、
カンペキに解けた問題:×
迷ったけどなんとか解けた問題:△
間違えてしまった問題:〇
って感じですね。
別に、ここのしるしは人それぞれ何でもいい。とにかく、問題を解くたびに、それを記録として残しておく。
具体的なサンプルがこちらです。
答えは上から③、③、③ですが、見てほしいのは左脇にある「〇×△」の記号です。
例えば一回目に解いたとき、この人は(3)だけちゃんと解けたんですね。(1)と(2)は残念ながらうまく解けなかった。
で、二回目に解いたときも、(3)だけちゃんと解けて、他はうまく解けなかった。さらに三回目は、ずっとうまく解けていたはずの(3)で少し迷ってしまった。だから△を付けた。
しるしを付けるタイミングとしては、
A. 次の日の早朝の復習
B. 1週間後の復習
C. 1か月後の復習
D. 1か月+1~2週間後の復習(Cで解けなかった問題だけを解く。以下エンドレス)
ってな感じでしょうか。ここら辺は前回記事も参考にしてください。
図1 しるしを付けるタイミング
上の図を見てもわかる通りですね、何度か解けていたはずの問題も一か月後には△や〇(要するに解けなかった)に変わってしまう可能性があるんです。
それほど人間の記憶というのは脆い。
だから個人的には、三回連続×がつくまで(カンペキに解けるまで)復習を繰り返していました。
そうすると、問題集の横には〇△×の記号が十個くらいできたりするわけですよ。で、これが本番直前に自分の財産となるんです。
パッと見て、どこで自分が引っ掛かったのかよくわかりますからね。よく間違えたところを重点的に解いていくことができる。つまり、超効率的な時間の使い方ができるんです。
いかがでしたか?
講師Nの紹介する超復習法。わたしはこれで、一年で偏差値を20以上伸ばしました。東大にも受かりました。
やるかやらないか、はみなさん次第です。
質問等あればお気軽に。では!